中原大橋と焼石
< 2004年1月25日撮影 >
焼石駅方面 なかはらおおはし 中原大橋下流下

▽2月6日午前零時50分ごろ、益田郡下呂町三ツ淵地内で土砂崩れが発生し、大量の土砂が国道41号を埋めた。現場は山の急斜面、約30メートルの高さから幅約28メートルにわたって崩れ、大量の土砂が防災ネットを押し破り、約1000立法メートルが国道41号を埋めた。この土砂崩れにより下呂町帯雲橋〜金山町妙見町交差点の約26キロメートルが上下線とも通行止めとなった。(岐阜新聞ニュースより)

▽道路防災ドクター(岐阜大学八嶋厚教授)等地質の専門家による現地調査の結果では、今回の災害原因は「昼間の温度上昇と夜間の温度低下により、徐々に岩盤の風化が進行し崩落に至った」と考えられている。全面通行止めは応急復旧作業により、2月8日(日)10:45に片側交互通行により通行再開した。(国土交通省岐阜国道事務所一般国道41号の通行再開について第3報・第6報より抜粋)

下呂町三ツ淵の土砂崩れに人・車が埋まることがなかったことが何より救いだったが、迂回路がないため「オオジョこいた」が住民の第一感想のようだった。

1月25日の夕暮れ、土砂崩れ現場に近い「中原大橋」に立った。橋の上に積もった雪は昼間の日差しで少し解け始めており、上流の焼石駅方面を眺めれば河原には薄く雪が残り緩やかな水の流れ。下流下の岩群を包む水は蒼さで輝いていた。橋を渡り高山線「焼石駅」へ行けば、老人が一人待合室に座っていた。


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