銀鱗のサツキマス
<2004年5月14日撮影>
「サツキマス」

5月14日、岐阜市日置江の丸福寿司若旦那から、「サツキマスが入りました、すぐ来てください」と連絡が入り、飛んで行った。店の水槽には体長40cm級の銀鱗のサツキマスがジッと身を構えていた。近づくとサッと動き、貫禄十分である。聞くところによればこのサツキマス、日本の現役川漁師を代表する羽島の大橋亮一さんが「流し網漁」で捕らえたものであるらしい。

水温20℃を超えると生きていけないといわれるサツキマスは海の温度が上昇する4月、5月、産卵のため川へ帰る。

決して人間に美しい姿を見せるために長良川へ現れるわけではないが、人間はこの季節のサツキマスが一年で一番美しい姿だと感じる。やはり美しい、見惚れてしまう。

 

─── サツキマスの料理 ───


左上「炊き込みごはん」 中央上「刺身」 左下「照焼き」 中央下「煮付け」 右「天風」

さっそく若旦那にサツキマスの料理を作っていただいた。

土鍋での「炊き込みごはん」は香ばしさがたまらなく漂う。油ののった「サシミ」はさっぱりもしている感じ。「照焼き」はグッと深い味。「煮付け」はふっくらと甘い。「フライ」はさっぱり。「サツキマスの握り」は絶品だ。

それにこの日は萩原町天領の生にごり酒「天風」が登場した。

サツキマス、長良川、流し網漁に感謝しながらじっくり味わった。サツキマスよ永遠に。


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