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舞台峠御厩野の地芝居
<2005年9月25日(日)撮影>


新版歌祭文 野崎村
<芝居小屋に魅せられる>
舞台峠の麓、御厩野(みまやの)地区の田んぼの広がりと家々の点在は四季を通じ様々な風景をかもし出し、日当たりと水質がよく、益田地区でも良質の米が収穫される所としても定評がある。この御厩野地区には江戸時代中期・文化文政時代に誕生した「鳳凰座」があり、今なお地芝居(地歌舞伎)が行われている。鳳凰座は外観を眺めているだけで癒される。中に入れば桟敷席と屋体を支える太い梁(はり)に惹きつけられる。その梁は長さが14mもあり、原木は3キロ有余上流の山から、御厩野区民総がかりで切り出し、運んできたといわれる。

<鳳凰座・白雲座 全国芝居小屋会議in下呂温泉>
この鳳凰座で9月25日、26日の二日間、「第11回 全国芝居小屋会議in下呂温泉」が開催された。全国の芝居小屋の保存や活用に努めている団体が芝居小屋の魅力を発信したものだ。25日は鳳凰座村芝居保存会による「鬼一法眼三略巻 一條大蔵譚」(きいちほうげんさんりゃくのまき いちじょうおおくらものがたり)と同じ下呂は門和佐地区にある芝居小屋「白雲座」の保存会が「新版歌祭文 野崎村」(しんぱんうたさいもん のざきむら)を特別公演した。地歌舞伎は役者から小道具作り、舞台設営まですべて地元の人により繰り広げられることと観客は一杯呑みながら掛け声を発して見れるから楽しい。歌舞伎と聞くと馴染みがなく難しさがよぎるが、実際に芝居小屋に入ってしまえばいろんな発見ができる。

<守り続けるということ>
芝居小屋会議開催に先立ち下呂市長が「万博を蹴って下呂に来てくださりありがとうございます。今回のテーマを<有り難や!芝居小屋>としています。字のごとく有り続けることは大変難しいこと。地芝居が今日まで続いているのは<演じる人がいる・観る人がいる・その場所がある>という三位一体で文化としてつくられていること」などをあいさつで語った。地元の人にしてみれば地歌舞伎はすでに趣味を超えたものになっているようだ、そうでなければ守り続けることはできないだろう。


鳳凰座の公演

【鳳凰座】(市指定重要有形民俗文化財)
□ 所有者 御厩野地区
□ 管理者 御厩野地区
□ 収容人員 600人
□ 建物規模 間口18.2m 奥行24.5m 延べ面積445.9
□ 舞台規模 間口14.4m 奥行7.2m
□ 回り舞台 直径6.0m


舞台峠の鳳凰座

鳳凰座の桟敷席

【白雲座】(国指定重要有形民俗文化財)
□所有者 門和佐・白山神社
□管理者 門和佐区・白雲座保存会
□ 収容人員 450人
□ 建物規模 間口16.38m 奥行20.02m
□ 延べ面積 327.92m
□ 舞台規模 間口10.92m 奥行9.10m
□ 回り舞台 直径5.4m コマ回し式


白雲座の歌舞伎公演


白雲座「鬼一法眼三略巻一條大蔵譚


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